ミャンマーの手作り漆器(シュガーポット)
ミャンマーのバガンという世界三大遺跡のある町があるのですが、そこは世界でも有数の漆器の産地で、今でも多くの工房があり、自然素材のみを使って手作りの漆器を作っています。
このシュガーポットも、竹を使って下地を作り、それに天然の漆を何層にも重ねて塗って手作業で作り上げられたアイテムです。
漆の表面には、細かく砕いた貝を丁寧に並べて装飾を施しています。
とてもきれいなデザインに一目ぼれして、思わず購入してしまいました。
漆器の良さは、「丈夫さ」と「軽さ」そして「壊れにくさ」です。
竹を使って下地を作られているため非常に軽く、また、陶器や磁器と違って落としても割れることはありません。
表面を塗装している漆も天然の漆を使っているため、日本で普及しているプラスチック製のコーティングより熱にも強いという特徴があります。
そして何より「手作り」であること。
一つの漆製品を作るのに、小さなものでも2か月、とても大きなものになると1年以上の時間をかけて作られています。
漆は、何度も塗り重ね、寝かし、磨き、という作業の繰り返しになります。
そして、装飾はすべて手作業で行われているのです。
そのため、大切に時間をかけて作られた手作りの漆器には、制作者の思いが込められているのです。
安価なプラスチック製品が大量に出回る世の中で、私たちは物に込められた作り手の思いを忘れつつあります。
しかし、自然素材を利用して、かつ、大切に思いを込めて作られた製品には素材そのものの持つ命と制作者の心が入っているのです。
手の届く範囲で「少しいいもの」を「長く使う」生活をしませんか?
ミャンマーの漆器は、そんな当サイトのコンセプトにピッタリのアイテムだと考えています。
大切に長く使ってくださる方にお買い求めいただきたいと考えております。
【商品の仕様】
縦9cm×横9cm×高8.5cm(外寸)
【ラッピング】
ラッピングをご希望の方は、別途「ラッピング」商品をお申込み下さい。
¥6,000