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2019/04/05 22:05

2018年8月に、他愛のない理由でネパールに行くことになった。


たまたま入ったインド料理店の店主がネパール人で、名前が「釈迦」だった。
その人が言った。
「お釈迦様はインド人だと思っているようですが、違います。実はネパールのルンピニという町で生まれました」

その直後、私の口をついて出たのは、「じゃあちょっと行ってきます」

それから2か月後、私はすでにネパール行きの飛行機に乗っていた。

カトマンズの喧騒を楽しみながら、街を歩きながら感じていたことがある。
それは、このネパールという国は、この世とあの世の境目にある国だ、ということだった。

標高が高く大自然ヒマラヤのふもとにあるからかもしれない。

いまだに言葉にはできないが、私たちが当たり前としている生活とは、何かが違う。
エネルギーの質が違う、という言葉が、今の時点で一番適切である。

ただそこにいるだけで、何か、密度の高いエネルギーを感じている。
多くの国に行ったけれど、あの国の「この世ではない感覚」は、他の国では得られなかった。

そして、私はお土産を探した。
基本的にお土産を買うときは、「消費するもの」にしている。

街を歩くと、お土産屋さんが並んでいる。
そして、そこにはどこに行っても「石鹸」が並んでいた。

たまたま石鹸が切れたので、現地調達してみたところ、すごくいい香りがする。
それに、オーガニックで、ヒマラヤの自然素材を使って作っている。
見た目もオシャレで価格も手頃、お土産にうってつけだと思った。

石鹸をいくつか購入し、帰りの飛行機に乗った。そして、「またネパールに来たいな」と思った。
その時に、この石鹸を輸入して販売すれば、来やすくなるなと思ったのが始まりである。

日本には、安くて便利なものがたくさんあふれているが、そのほとんどが工業製品を使った無機質な商品ばかりだ。
手をかけて作った作品は、形は不揃いなのに、工業製品にはない味わいと温かみがある。
一つ一つの作品に、命が吹き込まれているような気がする。

この石鹸は、ヒマラヤのもつ世界最高のエネルギーを受けて育った動植物の一部を使ってできている。
そして、すべて地元の人の手作りなんだそうだ。

だから価格はそれなりにする。
でも、だからこそ、価値がある。

Nature's Giftでは、そういった「大自然の恵み」をテーマに、エネルギーが詰まったものを取り扱いたい。
ネパール石鹸は入り口に過ぎない。
日本にだって、同じようにいいものはあると思っているし、そういうものを見つけたら、この店の商品リストに載せていきたい。

皆さんの日常生活をさせる小さなitemが、皆さんの意識とエネルギーを大きく変える手助けをする。
そんなスペシャルなアイテムを、これからも提供していきたくて、オープンしました。

どうぞよろしくお願いします!